バカとテストと召還獣 登場人物辞典
2009年4月中旬作成

鉄人

1巻から『Fクラス担任』。『生活指導』担当。
3巻を見ると、何と、担当教科は『補習』!?
『西村先生と呼べ!』…『鉄人』の通称が定着すると思われますので、フルネーム書いときます。『西村宗一』。
人間以上の力を持つ『召喚獣』と素手で闘える凄い先生。
5巻になっても召喚獣の姿が不明なのはそのせいか。
最近の悩みは生徒に同性愛者が増えている事。
3・5巻『貴様らには同性愛以外の悩みは無いのか!』
3巻『女子に縁がないのはわかるが、そういったことはできれば人目につかんようにだな』…意外と優しい先生かも。
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トライアスロンが趣味ということで、何かあるとどこまでも追ってくる表の敵その1。というかこの人に追いかけられないといくらでもみんな悪事を続けそうなので、貴重な作品のブレーキ係。

高橋洋子

『学年主任』で『Aクラス担任』。
葉賀ユイデザインなので、結構ナイスバディと思われます。
数少ない眼鏡キャラ+女教師の色気、という武器をサービスに使わない贅沢な井上先生です。
勿体無い、というより、やはり噂は本当なのか?
召喚獣が『ナチ女収容所看守』みたいな姿なので、本性が気になります。
1巻『木下秀吉DEAD』…意外とお茶目な人かも。外見は好みです。
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召還獣バトルでの最強の敵はこの人。生徒側に勝ち目はありません、ホント。しかしA組の担任は基本的には楽だろうなあ、ヘンな奴少なそうですし。……工藤愛子や霧島翔子も基本的には問題ないでしょうし。あるのはD組以下だけか。

田中教諭(世界史の先生)

1巻から登場してます。
明久曰くです『おっとりした初老の男性』。
採点は甘いらしいですが、暗記科目でのあまりの甘さが、5巻ではリアル受験生を窮地に追い込む事に。
井上先生が訂正記事をネットにアップしてます。
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5巻の明久の救いの神だったと思われるのですが。普通のキャラなのかそうでないのかが気になるところです。

工藤愛子

『Aクラス』生徒。最新刊の表紙。
『ボク』キャラ、
ショートカット、
スパッツキャラ。
かなりの戦闘能力です(当社比)。
土屋康太とエロ知識の量を競うライバル。
保健体育知識に詳しいのにAクラス、という対照性が良いですね。
性に大胆でカラリとした性格も好みです。エロ才媛萌え。
3・5巻でスパッツの下は穿いている事が判明した。
『えいっ(チラッ)』…当然、漫画版アニメ版では自主規制ですか。
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そして水泳部。文月学園の生徒がどのくらい部活に熱心なのかは文化祭ではわかりませんでしたが、体育祭ではわかるのでしょうか。でも水泳部だと確実に競泳水着でしょうね。大会とかにも出ているんでしょうか。

木下秀吉・優子

双子キャラ。
姉・優子は『Aクラス』
弟・秀吉は『Fクラス』
二人称は『姉上』『秀吉』
姉弟という人間関係は好みですので、秀才姉がバカ弟に暴力を振るう以外の姉弟ネタを見てみたいですね。
優子さん、家ではほとんど下着姿で生活してるそうで(3・5巻、秀吉・談)…姉弟萌えにはたまらんですね。
秀吉は可愛らしい造形で性格も良いので、好みです。
男として見られたいと言い続けてますが、明久からのラブコールは素直に嬉しいらしい。
美波、姫路は明久争奪の最大のライバルは秀吉だと思っている。3巻『少し、嬉しいから困る』…かわいい。
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性別の概念を作中で変えてしまうものすごい世界観構成キャラ、秀吉。まあ、秀吉がいなかったら1巻の盛り上がりもなかったわけだから、ただの花ではない魅力をもつこの世界的ヒロインその1。明久視点とはまた話が違うわけです。別の話になるといえば、優子視点でもそうなるのかな。

霧島翔子

3巻表紙。『Aクラス代表』、則ち学年首席。
雄二の幼馴染み。雄二ラブ。
黒髪ロングヘア、幼馴染みキャラでお嬢様キャラ、無口でしかも天然という高性能(当社比)。
雄二の母公認の様子(3・5巻)。
雄二が明久と浮気してると疑っている。
雄二への大胆なアプローチでお色気担当も(3巻)。
バカテスでの見せ場の一つが翔子の雄二への折檻と言っても過言ではありません。
絵柄の可愛らしいまったくモー助がどう映像化するかが課題。
雄二との『夫婦漫才』も爆笑です。
『きっと味のある子に育つと思う』…ドキュンネームは学歴に関係無い、という事ですか。
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そして記憶力、執念もものすごいものがあります。このレベルの想いが明久に向けられていたなら、とっくに明久なんかだと海外逃亡を企てていることと思いますが、雄二はよく耐えているものだと思います。

姫路瑞希・父

1巻表紙。コラボ企画『文学少女はガーゴイルとバカの階段を昇る』の表紙にも登場した。
アクシデントで『Fクラス』だが、翔子に匹敵する学力。
皮下脂肪を気にする巨乳キャラ。
実は幼馴染みキャラ。
美波に毒されて、かなり暴力的キャラになってきた。
明久と雄二がデキてるのではないか、と心配している。
明久のセーラー服姿や裸ワイシャツにも興味を示し、主人公に結構歪んだ愛を抱いている事も判明。
ムッツリーニから明久グッズを買うお得意先(5巻)。
厳しい父がいる。バカが好きな人には思えないので、主人公がいつか勝負せねばならないラスボスかも。
『あのブラ、明久君にはサイズが合っていませんよ?』…こういうセリフをクラスの女子から言われる人間は少ないと思います。
ブラを一緒に買いに行ってあげる、と申し出る女性が現れる作家も存在するのですが。
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好きな人をそのまま受け入れる愛の広さ(?)。部屋は明久グッズでいっぱいなのだと考えられる。手芸が趣味なので明久人形とかもあるんでは。この人が誰かを思って作る食料には危険がいっぱいなのとは極めて対照的。ま、言わないと伝わらないよね、莫迦には。

島田美波・葉月

貧乳姉妹。ドイツからの帰国子女。
二人称は『葉月』『美波お姉ちゃん』
姉・美波は日本語が苦手な為、『Fクラス』という事らしい。
姉は素直になれない暴力キャラ、
貧乳を気にするツンデレ担当。
ポニーテール。
脚線美は主人公も認めてます。
明久とのドツキ漫才はバカテスの見せ場の一つ。
2巻表紙を飾った。
妹の葉月はリアル小学生、ツインテール、ロリ担当。
妹属性担当。
姉もキャラが立ってますが、妹も最終兵器並の存在感(当社比)です。
良い感じにませていて、主人公大好きなのが可愛らしいです。
『バカなお兄ちゃん』…可愛いから許される暴言ですね。
姉妹愛がストレートに出る場面が見ていて楽しい。
姫路さんより島田姉妹が好きな人は多いかも。
『アキはもうそんなに汚れちゃってるの!?』…クラスの女子からこんなセリフを言われる人間は滅多に居ないと思います。
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葉月に関しては髪型はツーテールと描写されている。作者は怪獣のほうを思い浮かべてしまう人なのでしょうか。明久へのライバル争いは、今の二人ではなく第三の女の子でも登場しないと先に進まないのかもしれませんねえ。……もう出ているといえるのかもしれませんが。

坂本雄二・母

明久の悪友。小学生の頃は神童。
『Fクラス代表』。
主人公と雄二の掛け合いは面白いですが、この様子を見た人間の二人に一人は二人が付き合ってる、と感じる様なので、客観的にかなりヤバイ絵面なのかもしれません。
コイツが必要な時に男らしいので、バカテスは話が収拾できるのだと思います。
坂本母は井上喜久子が声優やりそうな天然ボケキャラ。7月と10月の区別が(何故か)付かない。
名は『雪乃』。雄二は『おふくろ』呼ばわり。
プチプチ潰しが大好き。
雄二の料理スキルが高いのは、タワシを料理しかねない母の存在が大きいと思われる。
『母』は翔子と雄二をくっつけたい様子。
3・5巻で、翔子が『お母さん』でなく、『お義母さん』と呼んでるのに雄二が気付くシーンを、どうアニメで再現するのか楽しみです。
『よく女子大生に間違えられるんだから!』…5巻を読むと、子供産んだ様には見えないらしい。
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なんか家庭環境のせいで神童は神童でいられなくなった、そんな気がするのですが。どこで道を踏み外したんでしょうか。
明久視点だと辛辣な評価ばかり出てきてしまいます。が実際のところは背も高く料理もできるなど、能力は全般に高いですね。母とか幼馴染みに邪魔されまくりということになるんでしょう。

吉井明久・玲・母・父

バカテスの主人公一家。
明久は成績が悪く『Fクラス』なだけでなく、ある人助けの一件で文月学園指定『観察処分者』になっている。
その為に、彼の『召喚獣』に付与された特技と弱点が物語の展開を面白くしてます。
5巻登場の姉の玲のみ葉賀ユイさんの絵があります。5巻表紙担当。
ショートカット、巨乳、天然、社会人としては有能らしいですし、姉弟好きにはたまらんキャラですね。
気にいってます。
海外に暮らして『不純同性交遊OK』という価値観になって明久にショックを与えた。
家長の厳しい母、天然の姉(暴力的)、という家庭が、暴力に耐性の有る主人公を作ったと思われます。
姉は弟にナース服着せようとする人ですし、明久の女装適応の原因はこの人かもしれません。
姉は強烈なブラコンなので、明久本人はともかく、姉萌えには羨ましい人生です。
『目を、閉じて』…姉萌えにはたまらん状況ですね。
姫路さんへの恋心が、姉の巨乳に由来するなら、明久もシスコンですか。
3巻、4巻の美波への態度を見ると、一応意識はしてしまう様で、暴力的女性に惹かれるなら、マザコン(+シスコン)かもしれません。
影の薄い父が彼の将来を暗示してますか。
明久の珍回答や、妙な思考過程は、この作品の見所です。
『バカ』というより、『或意味凄いヤツ』に見えて来ます。
彼の女装である『アキちゃん』は客観的に可愛らしいらしく、Fクラスにファンもいるらしい。
彼のことを嫌う清水さんは『豚』と罵倒するが、須川君は『豚以下』だそうなので、外見には否定できない良さがかるようなヘマはしないのに』(3巻)…頼もしいと言うべきか?
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犯罪に深入りしないとしても、画像効果として鼻血が緑色になって、ムッツリーニなどというある意味よく響く言葉ではなく、ヘモシアニン→ヘモというあだ名になったりするアニメ版土屋康太が想像されました。
忍者装束の通常召還獣は6巻においてどんな姿になるのやら。

久保利光

『Aクラス』の秀才。1巻によると姫路さんに次ぐ成績らしい。
眼鏡君。
1巻から名前だけは登場してます。
問題は、雄二がどうして彼の好きな人を知ってたのか、です。
3巻以降、ムッツリーニから明久グッズを購入するお得意様に。
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開幕早々のツカミのギャグかと思いましたが実は事実だったいう、離れてみている分には安心キャラです。でも近くには来ないで〜。

清水美春・父

父娘。娘は4巻表紙になりました。
『Dクラス』生徒。外見はドリル。
中身は、美波を『お姉さま』と慕うストーカー。
『見張る』から『ミハル』というのはガンダムネタ?
貧乳好き。
学園内の盗聴網はムッツリーニに次ぐ。
ムッツリーニは音声のみのようですから盗撮網はムッツリーニ以上か。
3巻、4巻を見る限り、美波への盗聴盗撮網は学園外にまで及んでいるらしい。
『男』という性別、特に明久を憎悪している。
ただ、『豚』とののしりつつも須川君が『豚以下』ですので、否定できない『女らしさ』を明久には感じているのかも。貧乳なら構わないのか?
4巻では大活躍。格好良い啖呵切ります。
コラボ企画『文学少女はガーゴイルとバカの階段を昇る』では美波以外の女(女装した他作品の主人公)にも手を出しかねない勢いでした。
騙され易い女なので、男嫌いは正解かもしれません。
美春・父は駅前の喫茶店『ラ・ペティズ』の『店長』。
結構美味しい上に値段は手頃な『文月学園生徒御用達の店』。
父も正気の時は料理や接客をちゃんとしてるらしい(当たり前か)。
父は病的な娘好きで美春からウザがられてます。
『ディア・マイ・ドウタァアアアアア―ッッッ!!』(3・5巻)…怖いです。
『男』嫌いはそのせいらしい。
美春のストーカー性癖は遺伝だと思われます。
ムッツリーニ同様、盗撮盗聴情報の販売を裏稼業にしている様子。
それが母親にバレて、尻にお灸を据えられた事がある。
『狸さんもそうしていました!』(4巻)…『さん』ですよ?可愛らしい。
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学生の憩いの店の関係者二人。娘も父親も愛に生きる(ただしかなり歪んだ)。となると、お店で美波がクレープを食べたことは美春にはバレバレかも。
校内男子の身長体重までもデータを持っているということで、間接的に校内のかなりの人がお世話になっているのでは……。

常夏コンビ

『常村勇作』と『夏川俊平』、其々の名前の一字をとって『常夏』。
常村が『ソフトモヒカン』、夏川が『坊主』。
『3年Aクラス』生徒。
不良っぽいですが一応進学校ですので普通に勉強出来る様子。
2巻で大活躍してくれます。井上先生、2巻でこの展開は贅沢ですね。
『常』は秀吉ラヴで3・5巻で鉄人に相談した事あり。
いつか明久と雌雄を決する日が来るかもしれません。負けたほうがメスですか。
『朝から見せつけてんじゃねぇぞコラぁ!』(by常・5巻)…男しかいない場面でこのセリフ。
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雌雄を決するなら卒業式前か。しかしその頃には2年生は試召戦争か学年末な気がするのです。

須川くん

フルネームは『須川亮』。『Fクラス』。
絵は有りませんが、1巻のときから頼りになるクラスメイト。
『島田、落ち着け!』怒った美波を押さえて明久をかばう(1巻)…偉い男です。
明久を『豚』呼ばわりする清水さんから『豚以下の抱き心地』と言われる。

イケメンではないのかもしれない。
恐ろしいカルト団体、『二‐F異端審問会』の『会長』であることが4巻で判明した。
中華料理に拘りがあり、料理のスキルもある様子(2巻)。
最近のオタ向け作品は『料理できないヒロイン』+『男の料理』のオンパレードであり、本作品も例外ではない。
ムッツリーニは『紳士の嗜み』と言うが、秀吉が料理できないのが面白い。
『吉井、歯を食い縛れっ!』(by須川・4巻)…4巻、冒頭からこれだけ飛ばして、後半更に盛り上がったのはびっくり。
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多分F組の平均値がこの男。なのだがこだわりと得意技を持っていて、舞台によっては彼が主人公のラノベも作れてしまうのでしょうな。

天野遠子/井上心葉/琴吹ななせ

野村美月『文学少女』シリーズの登場人物達。
全員、『聖条学園』の生徒。
コラボ企画、『文学少女はガーゴイルとバカの階段を上る』で、『文学少女』シリーズのヒロイン、『天野遠子』が姫路さんと『図書館友達』(後に文通友達)、『琴吹ななせ』が美波の愚痴友達、であるという裏設定が展開。
天野先輩の腐女子っぷりが炸裂。彼女の脳内で雄二と明久はデキてることになってます。
『吉井君の甘えるような濡れた声!これはもう確定よ!』(by遠子)…爆笑。
琴吹さんのパンチラ絵(葉賀ユイ・画)や、『文学少女』の主人公、井上心葉君の女装絵(竹岡美穂・画)が楽しめます。
『ぼく、今日ほど遠子先輩の後輩であることを後悔したことはありません』(by心葉君)…惚れました。
コラボ企画では野村美月・井上堅二が阿吽の呼吸で甲乙付け難く面白かったです。
『エロ少女すげー!』(文月学園生徒の遠子評)…大爆笑。
最近はオフィシャルが同人顔負けの超展開を商品化してくるので、同人のネタ出しが大変です。
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『文学少女』はシリアスな部分が持ち味ですが、1巻と並んで雄二と明久なカップリング推奨だということで恐れ入ります。

根本恭二

『Bクラス代表』。『カンニング常習』だそうなので能力相応の地位かは不明。
とにかく評判が悪い(1巻)。
1巻の『中ボス』。2巻のある『事件』以降鳴りを潜めてます。
この世界では『バカ』や『暴力』は許されても、
こういう『嫌な奴』は評価されにくいと思うので、再登場は難しいと思いますが…クラス対抗戦争という設定上、必ず再戦する相手ですから、一回り大きくなって登場していただきたいですね。
『ていっ!』(by明久)『がふっ!』(by根本・1巻)…明久も一回り大きくなってるだろうから、再登場時は単なるザコかも。
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嫌な奴、以外に印象が残ってないのですが。